学習スポット
国史跡 福岡城・鴻臚館
〈福岡城について〉
建物はあまり残っていませんが、石垣や縄張りは、当時の姿をよくとどめているため、国の史跡に指定されています。
現存する多聞櫓などの建物も見応えがあり、歴史の雰囲気を感じることができます。
〈鴻臚館について〉
鴻臚館は、飛鳥時代から平安時代にかけて設けられた日本の外交施設です。
中国大陸や朝鮮半島からの使節を迎えるための迎賓館として、また、日本から派遣された遣唐使や遣新羅使の宿泊所としても利用されました。
同様の施設は京都(平安京)や大阪(難波)にも存在しましたが、遺跡が確認され、国の史跡に指定されているのは福岡市にある「筑紫の鴻臚館」のみです。
鴻臚館が文献に登場するのは688年で、当初は「筑紫館(つくしのむろつみ)」と呼ばれていました。
平安時代になると、中国・唐の外交機関「鴻臚寺(こうろじ)」にならい、「鴻臚館」と改称されました。
その後、鴻臚館は外交施設としての役割に加え、貿易の拠点としても機能するようになります。
約400年間にわたり、日本の対外交流の重要な窓口として活躍しましたが、1047年の放火事件の記録を最後に、歴史の表舞台から姿を消しました。
(写真提供:福岡県観光連盟)
- 営業時間
- ホームページにてご確認ください。
- 定休⽇
- ホームページにてご確認ください。
- 所在地
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810-0043
福岡県福岡市中央区城内
- 料金
- 入場料:無料(ただし、イベント期間中はこの限りではありません)
- 駐車場
- あり
- 駐⾞場料⾦
- 有料
- お問い合わせ先
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福岡城むかし探訪館:092-732-4801
鴻臚館跡展示館:092-721-0282
三の丸スクエア:092-720-7510
ホームページ:https://fukuokajyo.com/
変更になっている場合がございますので、お出かけの際は直接お問い合わせください。